クリのスプーン・1年後
- 川端 マリコ
- 2024年11月29日
- 読了時間: 2分
更新日:1月6日
実際に使っている作品の経年してゆく過程、時々ご紹介してゆきたいと思います。
最初のご紹介はちょうど1年が経ったクリのスプーン。とても軽く、色はすこしグレーかかった感じに変わってきています。カレーを食べた後はやはり黄色みを帯びるけれど、そのうちに馴染み、を繰り返しています。そして気に入っているポイントはさじ面に黒く入った個性的な木目です。
仕上げ削りの段階で、持ったとき人差し指がちょうど当たるところに割れを発見。段差が気になり蜜蝋で埋め処置。その後快適に使っています。
オイルを塗るメンテナンスはまだ何もしていません。
カレーや炒飯用に使うことが多く、食べ物からうまく油分を補い保っているようです。
ちなみに無骨な炒飯は角煮の残ったかけらと、煮詰めた煮汁で作ることが多く、角煮→炒飯の流れは鉄板です。この日は大きめのの作品に挑んでいて手早く済ませたい願望から、刻んだ九条ねぎと卵、冷やご飯を角煮と炒め、煮汁を少し煮詰めて絡めました。仕上げの九条ねぎは少し火を入れると旨みが増すので、さっとの火入れは何にでも必ず。煮汁には黒砂糖を入れたので色は黒いけれど、塩分はかなり控えめ、今回はしっとり系の仕上がり。なお、味見はしない派です。
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HÖBAL SPOON dinner
クリノキ
岐阜県揖斐川町育ち
オイル仕上げ
2023.11〜
